アジアゲートベトナム代表の豊田です。
さて、今日の記事です。
(コロナ拡大の間にAmazonを通してアメリカへの貿易が拡大するベトナム企業)
ベトナム人の人たちと話していると、本当に気軽にオンラインで商売をしているなと思います。
学生でも、自分がデザインした服をネット販売したりするのは、流行ってます。
ベトナムにいる方は、街中やカフェでよく服を着てポーズをとって写真を撮っている女子二人組、というのを よく見ると思うんですが、結構な割合で、あれは自分でデザインしたり、縫製した服を来て撮影してたりすると思います。
販売に関してはやはりFacebookを使ってやっていることが多いですね。
まだ企業への信頼感が今ひとつなベトナムではむしろ個人が明確に特定できるFacebookが 販売サイトとして合っているのかな、なんて思います。
10年前、私がベトナムに来た頃は、うちのスタッフにネットで商品を買ってもらう場合でも 必ず、その会社がある近所の友人なんかに電話して「本当にそういう会社はあるか」とか 確認してたスタッフたちの姿を考えると、まぁ、ネット販売がここまで一般化するとは思えませんでしたね。
で、今日の記事はeコマースのチャンピオン、Amazonのベトナム責任者であるTranXuan Thuy氏の開いたセミナーの内容が取り上げられています。
ベトナムの場合、一般消費財やベトナムの食品、雑貨なんかのアメリカへの輸出も盛んですが、もっと建築資材とか工業製品とかの本格的な製品でも Amazonのプラットフォームを使って販売しているようです。
日本なんかですと、すでに商社がたくさんあって、営業マンをたくさん抱えていて、物理的に営業活動をして、貿易相手と交渉して、、、
というのがメインですが、まだまだそこまでの財務的な力も人材も乏しいベトナムでは、このように既存のプラットフォームを使って活動することに 割り切ってシフトできる面もあるようです。
国際貿易を行う上では、法的な制約、貿易条件の知識などが必要ですが、Amazonのプラットフォームを使うことでかなりの部分は 依存できて軽減されるので、零細、中小レベルの会社がアメリカへの貿易に参入できたり、アマゾンを使うことで、30か国もの輸出を 短期間で構築したメーカなども出てきているそうです。
ちなみにこれは個人的な見解なのですが、あるベトナムの方と話していると、食料品や雑貨を相当、海外輸出していて、
「へ~、そんなに需要あるんだ~」
と不思議に思ってたんですが、その方と話をするとかなりの部分は海外にいる「越僑」が 買っているんだ、ということでした。
越僑とは海外に在住しているベトナム人のことで、特にベトナム戦争時や終了後に大量に国外に脱出し、今や世界中に450万人、そのうち半数近い200万人以上がアメリカ合衆国にいると言われています。
ここはまだ移民第1世代、第2世代なので、故郷の食べ物や生活習慣を色濃く継続しているので、かなり底堅い需要があるようです。
日本には移民と言うよりも技能実習や留学生としてのケースが多いですが、それでも40万人ほどのベトナム人がいますので、最近、日本向けのベトナム製品輸出を手掛けているベトナム人の方も増えてきてますよね。
まぁ、とにかく昔に比べれば海外への輸出と言うものが個人レベルでもやりやすくなってきているのでますますこういった分野のビジネスが盛んになっていくでしょうね。
以上 豊田英司
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